翻訳の周辺

2010年7月16日 (金)

一日に100ページ読める?

本を読むスピードは人並みか少し速いくらいかなと思う。日本語の本なら一日100ページ読むのはそんなに大変なことじゃないだろう。でも英語の本はどうかな?

久しぶりにリーディングの仕事を引き受けた。リーディングというのは、原書を1冊読んで内容をまとめたものに感想などを付け加えて提出する、翻訳の前段階の仕事で、出版社が訳書を出すかどうかの判断材料になる。だから感想といっても読書感想文とは少し違う。日本で売れそうか、ということが重要になる。出版翻訳を目指す人の登竜門という一面もあって、リーディングを何冊かこなした後に訳書を出した人もいるらしい(直接には知らない)。

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2010年1月20日 (水)

Mac で OCR その4:英文 OCR のまとめ

MacでOCRその3 で英文原稿の取り込みについて書いたが、あれは最初の2ページだけで、しかも特別にデータでもらったもの(すでにPDF書類になっている)だった。紙の原稿で続きを取り込むに際してまたいくらか試行錯誤を重ね、少し方針を変更したので、今回はそのことと、あわせて原稿を取り込むときの注意点や、Readiris Pro の認識のクセについて書いてみたい。誤認識にもある程度の規則性があるようなのだ。

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2010年1月17日 (日)

Mac で OCR その3:英文 OCR

暮れに MacでOCRその後 という記事を書いたが、 そこでは主に日本語の文書を読み取る場合について検証した。今年になって初仕事は事典タイプの書籍の翻訳で、その原文はデータではなく紙原稿(コピー)でもらった。昔は紙原稿を机に置いて訳文はキーボードで入力なんて普通にやっていたが(アームタイプの原稿台を使ったこともある)、やはりデータ化してパソコンの画面上で見る方が楽だし、テキストにしてエディターで開けば英文のすぐ下に訳文を入力できる。これは目にも楽だが、すぐ上に原文があるので訳抜けの防止にもなる。というわけで、今度は英文のスキャン+OCRに挑戦してみた。

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2010年1月 7日 (木)

Google 翻訳者ツールキット

Twitter で、「Google 翻訳者ツールキット」というものがあることを知った。

Google_translationGoogle に翻訳サービスがあることは知っていたが、この翻訳者ツールキットは画面の左側に原文、右側に訳文が表示され、右側の訳文をクリックしてワンセンテンスずつ修正できるというもの。翻訳ソフトと同じようなインターフェースといっていい。

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2009年12月28日 (月)

Mac で OCR その後

ちょうど1年前の2008年12月に Mac で OCR という記事を書いた。数少ない Mac 用の OCR ソフト、Readiris Pro V.11 を使って雑誌の切り抜きなどを検索可能な電子データにしてパソコンに取り込みたい、という内容だったが、誤認識の修正方法がわからず、あえなく挫折(^^;)。大枚をはたいたのにひょっとして無駄な買い物だったか・・・とその後長らく放置していたが、最近になって、英語のマニュアルを斜め読みでは内容がよくわからん、ときちんと翻訳することを思い立ち、少しずつ進めている。(このへんのことは、たまに twitter でもつぶやいている)

翻訳はまだ終わらないが、ある程度使い方がわかってきて、今回ほぼ満足できる結果が得られたので、それをまとめてみたい。

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2009年8月11日 (火)

block justify とは

仕事で block justify という言葉が出てきた。justify というのはワープロなどでテキストの位置を合わせることで、left justify だといわゆる「左揃え」、right justify は「右揃え」となる。この2つもちゃんとその前に出てきている。するとあとは「中央揃え」か……でもワープロやエディタで確認すると、そのほかに「両端揃え」というのもある。両端をそろえると、テキスト全体がブロックみたいになるから、block justify は「両端揃え」ではないかと見当をつける。でもそれをどうやって確かめるかな。

Google の検索では、「block justify = 両端揃え」ということは確認できなかった。英語をそのまま訳した「ブロック揃え」という言い方は一般的ではないということがわかっただけだ。そこで考えた。

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2009年7月15日 (水)

翻訳サイトでチェック?

最近あんまり仕事をしてない。世の中の不況の影響なのか、翻訳の仕事が減っていると聞く。私のメインの仕事は某大手IT企業の資料(マニュアル、UI、ヘルプなど)のローカライズだから、それほど不況の影響は受けないとこれまでは思っていた。しかしこのところ、現実に1つの案件が終わったらすぐ次が来る、という状況になっていない。間があくことが多い。来ることになっているデータが遅れたり、大幅に減量されたり、ということも頻繁だ。そこで新しい仕事の開拓を考えた。

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2009年4月16日 (木)

突然の新リリース!

何の話かというと、これなしでは仕事にならないという辞書検索ソフト Jamming の後継ソフト Logophile(ロゴファイル?)。きょう作者の方から新リリースの案内メールが来て初めて知る。

Jamming には大勢の翻訳者がひとかたならぬお世話になっている。世に出ている電子辞書にはいろいろな形式があるが、作者の方が熱心で、主だった辞書形式に次々に対応してくださり、本当に助かっている。ところが最近、もうあらかたの辞書形式に対応してしまったからなのか、アップデートのお知らせが来ない。どうしたんだろう、まさか開発を中止してしまわれるのではないだろうな・・・と心配していたところにこのお知らせ。そういうことだったのか!

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2008年7月22日 (火)

アン・シャーリーに再会する

誘ってくれる人があって、銀座の教文館ビルに『赤毛のアン』誕生100年記念の展示を見に行った。

『赤毛のアン』といっても、実際はアン・シリーズを日本に紹介した翻訳者・村岡花子さんの業績(手書きの翻訳原稿など)や日本で出たアン・シリーズの表紙の展示など。村岡さんが教文館に勤めておられたことを初めて知った。

『赤毛のアン』シリーズは私の青春の愛読書。中学に入って電車通学をするようになり、駅の近くの本屋で自分で本を選ぶ楽しみを知ったころに出会ったこのシリーズの装丁は、その本自体はもう手元にないのに、当日会場で見つけたときに「ああ、これこれ!」とすぐ思い出せたほど、私の記憶に残っていた。『赤毛のアン」だけは、小学校時代に両親が買いそろえてくれた「少年少女世界文学全集」(講談社)で読んでいたが、この本屋で初めて続編があることを知ったのだ。

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